■V8ターボの「AMG GT 4ドアクーペ」も電動化
メルセデス・ベンツ日本は2024年1月24日、ハイパフォーマンスブランド「メルセデスAMG」で展開する4ドアクーペ「AMG GT 4ドアクーペ」に新型トップパフォーマンスモデル「メルセデス AMG GT 63 S E PERFORMANCE」を発表しました。
同日より発売しています。
【画像】超カッコイイ! メルセデスAMGの「爆速4ドアクーペ」を画像で見る(54枚)
AMG GT 4ドアクーペは、ハイパフォーマンスのスペックを持ちながら、官能的なデザインと快適な室内空間、4ドアの利便性も兼ね備えたモデルで、日本では2019年2月に登場。
メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデルを手掛ける子会社であるメルセデスAMGが展開し、走行性能やデザイン性を追求しながらも、日常生活での使い勝手も妥協したくない人の要望に応えるクルマだといいます。
エクステリアはパフォーマンスを追求した「AMG GT」シリーズに共通する、薄くワイドなボンネットや縦ルーバーの専用グリル、逆スラントノーズなどの要素を取り込み、リアにも細長いLEDテールランプや可変スポイラーを装備しました。
エクステリアはパフォーマンスの高さを感じさせるデザインとしつつ、ウッドトリムや2枚の高精細ディスプレイを覆うように設けられたガラスパネルなど、エレガントさも取り入れています。
天井を低く押さえ、流麗なデザインでありながら、大人5名が乗れる空間を確保し、さらにリアシートは格納することも可能で、最大1324リッターのラゲッジスペースを設けています。
今回登場したメルセデス AMG GT 63 S E PERFORMANCEは、リアにバッテリーとモーターを搭載したプラグインハイブリッドモデルです。
パワートレインは4リッターV型8気筒ツインターボエンジンと出力150kW(204PS)の交流同期モーター、AMGが独自開発した容量6.1kWhのハイパフォーマンス軽量バッテリーを組み合わせています。
バッテリーはメルセデス AMG ペトロナス F1チームが使用しているF1マシンで培われたテクノロジーが活かされており、89kgと軽量なほか、EV 走行可能距離も12kmを確保しました。
これらを組み合わせることで、システム最高出力は620kW(843馬力)、最大トルク1400Nmを発生。0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は315km/hに達するとしています。
一方で、ドライブモード選択「AMG ダイナミックセレクト」で「Electric」や「Comfort」を選ぶとEV走行がメインとなり、静かな走行も可能です。
また、高性能な四輪駆動システム「4MATIC+」や、高性能エアサスペンション「AMG RIDE CONTROL+エアサスペンション」、「AMG カーボンセラミックブレーキ」に加え、車内に人や荷物が取り残されるのを防止する「乗員確認通知システム」なども採用しました。
新型メルセデス AMG GT 63 S E PERFORMANCEの価格(消費税込)は3340万円で、左右どちらのステアリングも選択できます。
なお、マイルドハイブリッド搭載の「AMG GT 43 4MATIC+(ISG搭載モデル)」「AMG GT 53 4MATIC+(ISG搭載モデル)」も引き続きラインナップされており、従来のV8ターボモデル「AMG GT 63 S 4MATIC+」は廃止され、すべて電動車となりました。
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みんなのコメント
日本の4枚ドアには無いハイパワーが最高だね。
こういうのを買う人は複数台持ちだから細かいことは気にしないだろ。